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アイシンや日本精機に学ぶ製造業DX、AMの最前線 「工
場長サミット in 愛知」開催
2025.05.23
モノづくり日本会議と日刊工業新聞社は6月5日(木)に愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)にて、「工場長サミット in Aichi」を開催する。2つのセッションと、ネットワーキングを実施する。
1つめのセッションは、「進化する『AM』技術、先進活用企業にみるモノ・コトづくり変革」。AM(アディティブ・マニュファクチャリング=付加製造)が製造DXの重要な技術として再び注目されている。電動化によりモノづくりが変わる自動車部品業界で、AMはどう技術革新に寄与してきたのか。アイシン、日本精機に加え、長く3Dプリンター業界の振興支援を続けてきたイントリックスに、導入へのアプローチ方法、得られた成果と今後の展望を聞く。
2つめのセッションは、「アイシンが目指すDX」。アイシンでは電動化への変革を加速し、同時に社会課題解決を実現させるため、プロセス革新を推進している。ITプラットフォームを構築し、生産だけでなく、設計開発、バックオフィス、モビリティサービス等を相互に繋ぐ「ものづくりの力」の高度化、効率化を図っている。DX戦略を統括する牛田孝一氏にDXの取り組みと今後の展開、生産現場の働き方変革などについて語ってもらう。
申込はhttps://axia-expo.nikkan.co.jp/webinar/detail/1250より。聴講料は無料(AXIA EXPOへの入場登録が必要)。
開催概要
工場長サミット in Aichi
開催日時:2025年06月05日(木) 13:30~16:00
主催:モノづくり日本会議
会場:AXIA EXPO メインステージ
定員:300名
聴講料:無料(AXIA EXPOへの入場登録が必要。詳細は申込ページにて)
申し込み:https://axia-expo.nikkan.co.jp/webinar/detail/1250
タイムテーブル・登壇者
13:30~14:15
<セッション1>
「進化する『AM』技術、先進活用企業にみるモノ・コトづくり変革」
<登壇者>
○株式会社アイシン グループ生産技術本部 試作部実証試作室先進開発実証グループAM技術主幹 山本英司氏
1997年にアイシン・エィ・ダブリュ入社。生産技術の企画業務において社内外ベンチマーク活動をけん引し、3Dプリンタの選定・導入・運用・メンテまでを自身で行ってきたことが強み。2021年に統合したアイシン試作部AM技術開発主幹。
○株式会社日本精機 常務取締役 松原雅人氏
1996年同社入社。輸送用機器などのアルミダイキャスト部品成形用金型製作における機械加工・生産管理・工場長・営業を経て2010年に取締役就任。2012年常務取締役就任。2021年にAM事業を立上げ、2022年AM製造拠点である株式会社Tooling InnovationのCOOに就任。
○イントリックス株式会社 ShareLab事業部 事業開発ディレクター 丸岡浩幸氏
1988年に株式会社ニフコに入社。2002年よりMaterialiseN.V.日本法人にてAM工程で使われるソフトウエアのサポートエンジニア、営業を担当。2011年より丸紅情報システムズ株式会社にて樹脂・金属AM装置輸入販売事業における用途開発、設計支援などを担当。2024年より現職。AM情報ポータルサイトShareLab(シェアラボ)事業開発ディレクター。
○モデレーター イントリックス株式会社 社長 氣賀 崇氏
14:25~15:10
<セッション2>
「アイシンが目指すDX」
<登壇者>
○株式会社 アイシン DX戦略センター長 牛田孝一氏
1996年アイシン・エィ・ダブリュ株式会社入社。製品の号口化だけでなく、多くのモビリティ新商品・サービスの企画、先端技術開発に関わる。組み込み開発だけでなく、システム開発、プラットフォーム構築も数多く手掛ける。2024年よりDX戦略センターセンター長を兼任し、グループ全体のDX化推進、AI活用による業務改革をリードしている。
15:20~16:00
<交流ネットワーキング>
申込はhttps://axia-expo.nikkan.co.jp/webinar/detail/1250より。聴講料は無料(AXIA EXPOへの入場登録が必要)。
「工場長サミット」とは、モノづくり日本会議が主催するモノづくり関連企業のキーマンが集まるビジネスカンファレンス。講演を起点にネットワーキングを通じて参加者がさまざまな課題を共有認知する場を作り、日本の強みである製造業の底上げを目指している。昨年12月に東京で初開催、約500名が参加した。地方開催は今回は初めて。
モノづくり日本会議とは、大手から中小企業まで約2000社(正会員・賛助会員)のモノづくり関連のステークホルダーが加盟するコミュニティーで、日刊工業新聞社が事務局を務めています。本会議は共同議長制で運営しており、現在は日立製作所の東原敏会長、トヨタ自動車の河合満エグゼグティブフェロー(おやじ)をはじめ8名の共同議長が活動を牽引しています。